2016年11月14日

歩行困難

鳥栖市 60代女性。
6年ぐらい前から右脚が上げ辛くなり歩行困難になって悩まれてありました。

大学病院で腰のMRIを撮ったが異常なし。2年間通院したが改善しなかった
そうです。その後、整骨院にも2年間通院するもやっぱり改善せず
半ば諦めてた所、お知り合いの方に当院の事を聞き、ちょっとでも良くなれば
と思い来院されました。

どのような治療を受けてきたか話を聞くと、主に電気治療やマッサージと
いった治療を受けてあったそうです。いわゆる対症療法ですね。

この方の姿勢を横から見ると体全体が大きく前に前傾して、正面から見ると
重心が右に傾いてました。姿勢だけからの判断でも右脚が上げ辛くなるのも
想像できます。

このような方をいくら電気治療やマッサージしても良くなりません。
姿勢を歪ませる根本原因は上部頸椎(頸椎1・2番)のわずかな変位(ズレ)にあります。

上部頸椎のわずかな変位が頭の傾きを生みます。頭は4〜6kgと重たい物ですから、
徐々に傾いた方へ倒れようとします。すると、これ以上倒れない様に背骨や骨盤を
歪ませてバランスを取ろうとします。この状態を筋肉や靭帯が頑張って維持しています。

これが長時間続く事によって筋肉疲労が起こり、痛みやしびれなど様々な症状が
発生します。

あらゆる症状はあくまで結果に過ぎません。結果を扱う対症療法ではなく、
真の原因である上部頸椎を調整するだけで症状の改善だけではなく心身共に健康に
近づいていきます。

この方も歩行困難に加え、両手のしびれもあったのですが、3回の調整で
かなり改善されました。

同じ様な症状でお悩みの方やどこに行っても思う様に改善しない症状のある方、
お気軽にご相談ください。